「“安心しなさい。”わたしだ。恐れることはない。」(マタイ14:27)

5千人を供食されたイエスに多くの人々が群がります。イエスは人々の熱狂的な信仰を離れて祈るために山に、弟子たちをは船に乗せて向こう岸へ行かせます。船に無理やり乗せられた弟子たちは不安に駆られています。その上その小船は「逆風のために波にもまれています。」小舟の中で嵐にもまれ、恐れて不安に陥っているのはわたしたちの日々の現実。その中でペトロはイエスの呼びかけを信じて、イエスに向かって歩み始めます。しかし、彼は周囲の現実に心を奪われ、イエスへの信頼が動揺に替わってしまいます。イエスは「なぜ疑ったのか」と言って近づかれます。
嵐にもまれる小舟のようなわたしたちの日々ですが、「安心しなさい」と語って、わたしたちの小舟に乗り込んで下さるイエスを信頼して歩む者でありたい、と願います。 (司祭 バルナバ 関 正勝)